ATRIUM Flower Produce's Blog

シャムロック(菊)

お正月用に飾った菊 グリーンシャムロックが満開です。
15僂曚匹忘蕕広がっています。

部屋に飾ってから、もう3週間ほどになります。

はっきり言って、水も取り換えず、茎を切り戻しもせず・・・です。
もちろん、延命剤など入れません。

菊は種類によっては葉っぱだけ先に黄色くなってしまったりもするのですが、このシャムロックは葉っぱもピンとしています。

「仏さまの花」というイメージが強いせいか、菊は生産量の割には人気のある種類の花とは言えません。
でも、実際には形もエレガント、色もシックなものがたくさんあります。

下の写真は「デコラティブ」という種類。
花びらの内側と外側の色が違うタイプです。




シャムロックは
花の横顔も、


後から見ても なかなか良い姿です。


このままいつまで美しく保つのか、しばらく観察してみましょう。
 
| お花の紹介 | 18:46 | - | - | pookmark |
フラワーウォーク
11月9日に銀座のソニービルで愛知県産のお花がプレゼントされ、それを携えて有楽町駅前の交通会館まで歩きましょうという「フラワーウォーク」という愛知産農産物のPRイベントがありました。

愛知県といえば、お花の生産額の多い県ナンバー1。
国土が南北に長い日本では、気温の地域差も大きいから、特定の切り花品目の生産が多い県もかなりある(たとえば、高知県はユリが多いし、リンドウは岩手、チューリップは富山が多い・・・など)なかで、愛知県ではいろんな種類のお花が生産されているようです。

いただいた花束は、大輪の白菊、アルストロメリア、デルフィニウム、カーネーション、スプレーバラの5本。違うパターンの花束もありました。

「フラワーウォーク」としては、花束を持った人が三々五々歩いている・・・という感じで、花を手にした人達でいっぱい!という光景は見ることができなかったのですが、お花をもらって満足そうな顔はたくさん見られました。

終点の交通会館では、野菜や果物の販売がされていました。
花の販売は無し。それがちょっと残念・・・銀座で新鮮なお花のマーケットがでていたら、素敵!と思う人、多いと思うのですけれど…。




 
| イベントの紹介 | 20:15 | - | - | pookmark |
海外のバラ
10月28日から30日まで 幕張メッセで開催されていた国際フラワーEXPOで、コロンビアとエチオピアのバラ、タイのランの展示をお手伝いしました。



コロンビアのバラといえば、開くと10センチを超えるほどの大輪と、華やかな色味で有名です。
海外の農場でカットされてから 空輸におそらく1週間はかかっていると思いますが、栄養剤など入れなくても力強く開き、品種にもよりますが、長いものは2週間以上も咲き続けていています。

国産のバラには微妙な色や繊細な花の形などに魅力がありますが、海外のバラにはまた違う存在感というか 迫力のようなものがあります。
大規模な展示などにはインパクトがありますし、花もちの良さでメンテナンスも楽。

テレビ番組のセットも近頃は造花が増えましたが、生花が使われている場合には、輸入バラが使われているのをよく見かけますね。はっきりした色と大きさのインパクトで、映像・画像映えするのだと思います。

日本の誇る繊細な色や花形の素晴らしいバラも、きっと海外に出ればたちまち大人気になることでしょう。
輸入のバラを扱う時、同時に日本の花ももっともっと海外に輸出していけばいいのにと、いつも思うのです。
 

| お花の紹介 | 17:16 | - | - | pookmark |
幼稚園の教室で


10月末の日曜日、品川区の幼稚園・小学校で行われた 東京都の子育て研修会「花育ワークショップ」のお手伝いをしました。

「花育」とは、「幼児・児童が教育の現場や地域で花や緑に触れる機会を作り、やさしさや美しさを感じる気持ちを育む取り組み」として、全国花育活動推進協議会等を中心として展開されている活動のこと。
要するに、小さなお子さんにもお花や緑に親しみをもってもらい、そのことで嬉しいとか楽しいという体験をしてもらうだけでなく、植物や自然にも興味を持ってもらえたらいいなあという活動です。

私が子供のころは、学校の行き帰りも下校後の遊びにも、草や花が主役級の活躍でした。
どこにどんな花が生えているかとか、植物の名前とかも自然に覚えたし、季節ごとにどの草でどんな遊びができるかをみんなが知っていました。
シロツメ草で冠を作れるお姉さんは尊敬されていたし、なすやきゅうりの収穫を手伝わせてくれる近所のおじさんもいたし、庭の小菊を手折ってもたせてくれる親切なおばさんもフツーに存在していました。

私たちが当たり前にしていたことでも、現代の都会の子供たちには わざわざ機会を作ってあげない体験できないことが多いのですね。

今回のワークショップは花苗で寄せ植えを作るものと、切り花をコップにアレンジするものの2種類。
親子で1つの作品をつくるというものでした。

お花でなにを作るかということよりも、なんとなーく植物に目がいくきっかけになればそれで十分。
植物とのかかわりが特別な経験としてではなく、日常に当たり前にあるものになるといいねと、 こんなにも小さい机と椅子がならんだ教室を見て思いました。
(この椅子、座面の高さが25センチくらいです!)

 
| Behind the Scenes | 16:12 | - | - | pookmark |
ビバーナム・コンパクター
 

山形県から運ばれてきたビバーナム・コンパクターという この季節だけの赤い実です。
紅葉の始まったグラデーション加減、虫喰いの感じや黄色く乾燥して朽ち果てそうな葉っぱを見て、カラヴァッジォの描くブドウの葉を思い出しました。

つい先日の SANKEI EXPRESSという新聞に、インターネット上で名画をかなりの細部まで拡大してみることのできるイタリアのサイトが紹介されていました。
まだ、5点の作品しかupされていないようですが、この中にカラヴァッジオのバッカスがあります。
頭の上のブドウの葉っぱ、ちょうどこのビバーナムコンパクターに似ています。
ちょっと面白いサイトなので、よかったら見てみてください。
http://www.haltadefinizione.com/magnifier.jsp?idopera=14&utm_source=primavera&utm_medium=cpc&utm_campaign=repubblica

| お花の紹介 | 10:25 | - | - | pookmark |
キンモクセイ
 ちょうど今、キンモクセイの香りがあちこちでしています。
その香りの良さから、英語名では Fragrant orange-colored olieveというそうです。(オリーブと同じモクセイ科です)

ちなみに白い花を咲かせるギンモクセイというのもあります。
こちらは英名Fragrant  white olieve、香りはキンモクセイよりずっと弱いとのことです。

この甘く強い香りは、10月の上旬の10日ほどだけ。
中国にはこの花びらを乾燥させた桂花茶や、砂糖漬け、白ワインに漬けた桂花陳酒などがありますが、なんとかこの香りをとどめておきたいという思いからできたものなのでしょう。


キンモクセイのお茶.
日本で売っているものは、「中国の緑茶」と混ざったものが多いようです。
これは、上海でお土産にいただいたキンモクセイの花だけのもの。



上海で買ったキンモクセイの砂糖漬け。
砂糖、塩、梅が入っていて、
甘いだけでなくちょっとしょっぱいジャム状のもの。
中国ではお汁粉にちょっと入れるそうです。


こんなにたくさんの小さい花を咲かせるキンモクセイですが、日本では実が実ることはありません。
江戸時代に中国から日本へもたらされたときに、雄株と雌株のうち雄株しか運ばれなかったからだそうです。日本では 実ではなく、挿し木で増えたとのことです。

同じように香りの強い花に春の沈丁花(英名 Fragrant daphne)がありますが、雌株がないという偶然にもキンモクセイと同じ理由で日本では実がなりません。挿し木で人工的にしか増えないそうです。

こんなにも良い香りを放つ花の、ちょっと切ない共通点です。
| お花の紹介 | 20:05 | - | - | pookmark |
小豆島のオリーブ
切ると乾燥に弱いのでたっぷりの水に。

イタリアンのパーティのテーブルに添えるために準備したオリーブの枝です。

小豆島のオリーブ研究会というところで生産している国産のオリーブです。
色づき始めた赤い実と、まだ若く青い実のコントラストがきれいです。

オリーブはキンモクセイと同じモクセイ科の植物。自家受粉できない種類が多く、違う種類の木を近くに植えないと実らないDNAをもっているとのことです。だからこそ、種類が多くなるのでしょうか、世界中のオリーブの種類は何百とも何千ともいわれています。

これはネバディロ・ブランコという種類です。

小豆島のオリーブ生産も意外に古く、もう100年近くになるとのことです。
そしてあまり知られていないと思いますが、香川県の県花・県木でもあります。

イタリアのトスカーナ地方で見たオリーブの木は、何百年というものも多く、実もたわわで風格がありましたが、日本のオリーブ畑はどんな様子なのでしょうか。

この細い枝についた実は、私には一つ一つが宝石みたいに見えます。



トスカーナのオリーブ。
シルバーがかったグリーンの葉は、遠くから見てもオリーブとすぐわかります。
 
| お花の紹介 | 18:56 | - | - | pookmark |
米俵?

ある日の深夜24時過ぎ、お世話になっているクライアントの方から米俵作れますか?という電話がかかってきました。
上海万博の贈呈式で使う米俵の稲藁が、検疫に引っ掛かることが発覚して、困ったと。
植物以外の素材で作れませんかという、オーダーです。
うーん・・・2秒くらい考えて、素材というより、「さすがに米俵は作ったことないのよねぇ」とフツーに思いましたが、諸々のご事情・ご希望を聴いてとりあえず考えてみますと電話を切りました。

自信は全く無かったけれど、「困った」といわれると弱いのです。

翌日さっそく、ポリプロピレンのゴザや、人工素材のすだれやお寿司の巻き簾など、お預かりした見本の米俵を抱えて 渋谷の街を素材探しです。
結局当初想定したような素材は見つからず、発想を変えて「紙製のリボン」で地道に作ることにしました。



この紙製のリボンは「ペーパーラフィア」という商品です。
ラフィアとは ラフィア椰子といわれる植物の繊維で、帽子やかばんなどに加工されたり、「紐」としての商品もあります。ちょっとワラに似た感じです。

「植物ではないもので米俵を作ってほしい」とのことだったので、このラフィアに似せて作った紙製のリボンを選びました。このまま使うとどうしてもヒモが平たく、ワラのふかふかとした質感がでないので、なんとペーパーラフィアの縒り(より)をほぐしてから使いました。

果てしなく不毛な作業のようにも思いましたが、このへんはデコレーターとしてのこだわりで・・・。

本物の米俵に見えますでしょうか・・・

こんな楽しいご注文、またお待ちしています。







| Behind the Scenes | 20:40 | - | - | pookmark |
季節はずれの花
 

温室栽培や輸入品の普及で、野菜も花も季節外れのものが手に入ることが当たり前となっています。
季節感の無さという点で、あまり好ましくなく言われることも多いですね。

先日私の友人が、ご病気で危篤状態の大切な人のために、その方が好きだと言っていたマーガレットを探していました。
この季節にマーガレットは無いでしょうと私も思いましたが、市場の方がご尽力くださって、1軒だけこの時期にマーガレットを栽培している農家さんを見つけてくださいました。

最盛期のマーガレットより小さめで 野菊のようにひかえ目でかわいらしい花がたくさん付いていました。
友人の大切な人は、この花を携えて次の人生にお出かけになりました。

その季節にしかない花も愛おしいけれど、
季節外れの花もこんな時にはありがたいものなんだと 初めて知りました。

お花が必要とされるさまざまな背景から 学ぶことはたくさんありますね。

| Behind the Scenes | 18:24 | - | - | pookmark |
ミントの使い方
mojito (menta)
ゴールデンラムにフレッシュミントの色がとてもきれいなmojito(モヒート)。


ハーブ好きの方なら、たいていミントも育てているのではないでしょうか。
そしてもてあましている方も意外に多いのではないでしょうか。

はじめのうちは葉も花もかわいらしいミントですが、地下茎がよく伸びてあっという間に大株になります。
ほかのハーブの領域を憎々しく侵し続け、鎌で刈るような羽目になったことが私にもあります。

簡単にはびこるそのわりに、出番はそう多いほうでもありません。
よく「ミントティーに」といいますね、女の子が好む味なのかもしれませんが、
コーヒー党の私は、正直言って一度もお茶にして飲んだことはありません。(ミントは熱をかけない香りが好きですし)
あとはデザートの飾り用、パセリみたいな立ち位置でしょうか。

ミントを使った有名なカクテルにmojito(モヒート)があります。
これはフレッシュミントがなくては絶対に作れないカクテルです。

ゴールデンラム50cc
ミントの小枝 5本くらい、好みでもっと。
シュガーシロップ ちょっと
フレッシュライムジュース 1/2個分
ソーダ水
クラッシュドアイス

材料をグラスに入れて 適当に混ぜます。
肝心のミントの葉は、スプーンか小さいすりこぎ棒でゴリゴリと潰して香りを出しましょう。

お茶やデザートばかりではなく、ミントは夏のカクテルにとっても便利です。
ライムやレモンの柑橘系とあわせるのが、お勧めです。
| ハーブ | 21:36 | - | - | pookmark |
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