ATRIUM Flower Produce's Blog

モカラ・アランダの世界
モカラ、アランダを中心としたランの花や葉ものをタイから輸入している株式会社須藤商会さんのブログに、商品であるランの写真を撮って紹介をさせていただいています。

1年かけて、その時期におすすめのランやそれにまつわる情報をお知らせしていきます。

私としては写真は専門ではないのですが、さまざまなモカラを見てうけた私なりのインスピレーションをご紹介して、モカラのいろいろな魅力をお伝えできれば・・・と思っています。

須藤商会さんで扱っているモカラ・アランダを見本で20種類ほどお送りいただいてまず思ったのは、カラフルで思ったよりpopな色だなあということ。
キャンディーやジェリービーンズ、または金魚みたい!と思いました。

下の写真はアンティークのガラスの金魚鉢に水を張り、1輪ずつ浮かべて撮影してみたものです。



らんは花びらがとても丈夫なので、水の中に沈めたり浮かべたりという飾り方ができます。

色も大きさも形もいろいろです。
トロピカルフラワーというイメージのランですが、日本の素材と組み合わせたりいろいろな表情を引き出せればと思っています。
凝ったアレンジはせずに、花の個性が分かる写真で紹介していきます。

 

須藤商会さんのHPはhttp://www.farmachine.co.jp/index.htm


ブログは「モカランド」という名前でスタートしています。
http://mokaland.jugem.jp/

よろしければどうぞご覧ください。


| お花の紹介 | 22:14 | - | - | pookmark |
ワインカラーの花
 
ほんの10年ほど前まで、こんなチョコレート色の花はあまりなかったように思います。
ダリアの黒蝶やブラッキー、チョコレートコスモスなど、先にこんな色の花もありましたが、とうとうラナンキュラスでもこんな色味がみられるようになりそうです。
(これも世田谷市場のイベントで紹介されていたものです。)

名前は・・・まだないのかも知れません。

ヴィンテージワインのような深い色が魅力的ですが、開いていくにつれてボールのような球体になるところも素敵です。いったい花びらが何枚あるのでしょうか。
花びらが反る感じも、それによって見えてくるツヤも美しい。

白い花に合わせたら、素敵でしょうね。

| お花の紹介 | 01:24 | - | - | pookmark |
新種のラナンキュラス
 先日の世田谷市場のイベントで見せていただいた新品種のラナンキュラスです。

宮崎県の育種家綾園芸さんが作った新品種を
長野県のフラワースピリットさんが育てたものです。

*新品種の画像はフラワースピリットの上條さんにブログ掲載の許可をいただいて載せています。

スカビオサ(西洋マツムシソウ)のようにも見える形です。
花の中心のめしべが突出しているタイプです。

ひらひらと薄い花びらが多いラナンキュラスですが、これは細い花びらがジャギジャギと長さを違えて咲く珍しいものです。

花形は全開で6から7センチほどでしょうか、大輪というわけでもありませんが存在感があり、1輪2輪で茎の曲がりを見せながらちょっとコケティッシュに生けてもいいように思います。


名前をたずねたところ、まだないとのお答えでした(上條さん談)。

綾園芸さんからのお年賀状に載っていたものが同じ種類ならば、「モロッコシリーズ」と書いてあったような・・・。(でもその年賀状のものと同じかどうかは綾園芸の草野さんにお伺いしてみます。)

色バリエーションがあるようなので、色別の名前がまだないのかもしれませんね。

綾園芸さんのブログに、黄色に黒が入った種類を奥様が「タイガース」と呼んでいるとありました。
私のところにやってきた2種類のうち、
濃いオレンジは「クッキーモンスター」、
濃いピンクを「エルモ」
と、セサミストリートのキャラクター名で「勝手に」呼んでいます。
毛むくじゃらだけどかわいいイメージです。

綾園芸の草野さんのブログにも新品種のお話がよく出ています。
ご興味のある方はぜひご覧になってみてください。
とっても勉強になりますよ。
http://www.ayaengei.com/shu/shu.html

| お花の紹介 | 01:14 | - | - | pookmark |
ラナンキュラス


季節のお花といっても、花の市場にでているものは、
すこし時期を先取りしたものとなりますが、
いまラナンキュラスという春のお花がいろいろ出回ってきました。

数年前まで、そんなに種類も多くなく、もっとシンプルなお花だったと思います.
が、花の形も色もさまざまで、
一見「これラナンキュラス?」
と思うような、変ったものもあります。

ラナンキュラスは学名Ranunculus asiaticus。
Rana

とはカエルのことです。
諸説ありますが、葉っぱがカエルの手に似ているところから その名があるともいわれています。

キンポウゲ科キンポウゲ属です。

プレゼントの花の定番と言えば、なんとなく「バラ」という人も多いですが、
花屋さんをのぞくときには、
十分主役となる新しいラナンキュラスにも注目してみてくださいね。
写真は「アルボア」という種類。



 

| お花の紹介 | 17:50 | - | - | pookmark |
シャムロック(菊)

お正月用に飾った菊 グリーンシャムロックが満開です。
15僂曚匹忘蕕広がっています。

部屋に飾ってから、もう3週間ほどになります。

はっきり言って、水も取り換えず、茎を切り戻しもせず・・・です。
もちろん、延命剤など入れません。

菊は種類によっては葉っぱだけ先に黄色くなってしまったりもするのですが、このシャムロックは葉っぱもピンとしています。

「仏さまの花」というイメージが強いせいか、菊は生産量の割には人気のある種類の花とは言えません。
でも、実際には形もエレガント、色もシックなものがたくさんあります。

下の写真は「デコラティブ」という種類。
花びらの内側と外側の色が違うタイプです。




シャムロックは
花の横顔も、


後から見ても なかなか良い姿です。


このままいつまで美しく保つのか、しばらく観察してみましょう。
 
| お花の紹介 | 18:46 | - | - | pookmark |
海外のバラ
10月28日から30日まで 幕張メッセで開催されていた国際フラワーEXPOで、コロンビアとエチオピアのバラ、タイのランの展示をお手伝いしました。



コロンビアのバラといえば、開くと10センチを超えるほどの大輪と、華やかな色味で有名です。
海外の農場でカットされてから 空輸におそらく1週間はかかっていると思いますが、栄養剤など入れなくても力強く開き、品種にもよりますが、長いものは2週間以上も咲き続けていています。

国産のバラには微妙な色や繊細な花の形などに魅力がありますが、海外のバラにはまた違う存在感というか 迫力のようなものがあります。
大規模な展示などにはインパクトがありますし、花もちの良さでメンテナンスも楽。

テレビ番組のセットも近頃は造花が増えましたが、生花が使われている場合には、輸入バラが使われているのをよく見かけますね。はっきりした色と大きさのインパクトで、映像・画像映えするのだと思います。

日本の誇る繊細な色や花形の素晴らしいバラも、きっと海外に出ればたちまち大人気になることでしょう。
輸入のバラを扱う時、同時に日本の花ももっともっと海外に輸出していけばいいのにと、いつも思うのです。
 

| お花の紹介 | 17:16 | - | - | pookmark |
ビバーナム・コンパクター
 

山形県から運ばれてきたビバーナム・コンパクターという この季節だけの赤い実です。
紅葉の始まったグラデーション加減、虫喰いの感じや黄色く乾燥して朽ち果てそうな葉っぱを見て、カラヴァッジォの描くブドウの葉を思い出しました。

つい先日の SANKEI EXPRESSという新聞に、インターネット上で名画をかなりの細部まで拡大してみることのできるイタリアのサイトが紹介されていました。
まだ、5点の作品しかupされていないようですが、この中にカラヴァッジオのバッカスがあります。
頭の上のブドウの葉っぱ、ちょうどこのビバーナムコンパクターに似ています。
ちょっと面白いサイトなので、よかったら見てみてください。
http://www.haltadefinizione.com/magnifier.jsp?idopera=14&utm_source=primavera&utm_medium=cpc&utm_campaign=repubblica

| お花の紹介 | 10:25 | - | - | pookmark |
キンモクセイ
 ちょうど今、キンモクセイの香りがあちこちでしています。
その香りの良さから、英語名では Fragrant orange-colored olieveというそうです。(オリーブと同じモクセイ科です)

ちなみに白い花を咲かせるギンモクセイというのもあります。
こちらは英名Fragrant  white olieve、香りはキンモクセイよりずっと弱いとのことです。

この甘く強い香りは、10月の上旬の10日ほどだけ。
中国にはこの花びらを乾燥させた桂花茶や、砂糖漬け、白ワインに漬けた桂花陳酒などがありますが、なんとかこの香りをとどめておきたいという思いからできたものなのでしょう。


キンモクセイのお茶.
日本で売っているものは、「中国の緑茶」と混ざったものが多いようです。
これは、上海でお土産にいただいたキンモクセイの花だけのもの。



上海で買ったキンモクセイの砂糖漬け。
砂糖、塩、梅が入っていて、
甘いだけでなくちょっとしょっぱいジャム状のもの。
中国ではお汁粉にちょっと入れるそうです。


こんなにたくさんの小さい花を咲かせるキンモクセイですが、日本では実が実ることはありません。
江戸時代に中国から日本へもたらされたときに、雄株と雌株のうち雄株しか運ばれなかったからだそうです。日本では 実ではなく、挿し木で増えたとのことです。

同じように香りの強い花に春の沈丁花(英名 Fragrant daphne)がありますが、雌株がないという偶然にもキンモクセイと同じ理由で日本では実がなりません。挿し木で人工的にしか増えないそうです。

こんなにも良い香りを放つ花の、ちょっと切ない共通点です。
| お花の紹介 | 20:05 | - | - | pookmark |
小豆島のオリーブ
切ると乾燥に弱いのでたっぷりの水に。

イタリアンのパーティのテーブルに添えるために準備したオリーブの枝です。

小豆島のオリーブ研究会というところで生産している国産のオリーブです。
色づき始めた赤い実と、まだ若く青い実のコントラストがきれいです。

オリーブはキンモクセイと同じモクセイ科の植物。自家受粉できない種類が多く、違う種類の木を近くに植えないと実らないDNAをもっているとのことです。だからこそ、種類が多くなるのでしょうか、世界中のオリーブの種類は何百とも何千ともいわれています。

これはネバディロ・ブランコという種類です。

小豆島のオリーブ生産も意外に古く、もう100年近くになるとのことです。
そしてあまり知られていないと思いますが、香川県の県花・県木でもあります。

イタリアのトスカーナ地方で見たオリーブの木は、何百年というものも多く、実もたわわで風格がありましたが、日本のオリーブ畑はどんな様子なのでしょうか。

この細い枝についた実は、私には一つ一つが宝石みたいに見えます。



トスカーナのオリーブ。
シルバーがかったグリーンの葉は、遠くから見てもオリーブとすぐわかります。
 
| お花の紹介 | 18:56 | - | - | pookmark |